せっかくいいセックスができたと満足したにもかかわらず、後になって性病に感染していたと発覚すると厄介です。
性器付近の違和感や吹き出物など、性病の種類によって症状はさまざまですが、痛みや違和感を伴うような場合は日常生活に多少の影響も出てしまいます。また、体に表れる症状ばかりではなく、精神的なショックも受けてしまうのが厄介と言えるでしょう。
お相手とのベッドの上での相性も良く、お互いラブラブな関係になれそうだと確信した後の感染などともなれば、否が応でもお相手のことを感染源と疑ってしまいます。「あの子、性病持ちなのか?かわいい顔して他の男ともセックスしてたのか?」などの疑心暗鬼にもなり、内心穏やかでなくなります。
淋病について
性病の中でよく知られているのが淋病です。淋病は本番行為をしなくても感染する性病で、近年は喉からの感染も増えていると言われています。つまり、風俗嬢などからも淋病に感染する可能性はあるということなのです。淋病の保菌者からの感染ルートとしては、例えばフェラチオがあります。フェラチオはヘルスやソープなどの風俗ではポピュラーなサービスですが、もしサービスを提供してくれる風俗嬢が淋病の保菌者であった場合、生フェラで淋病を移されてしまう可能性が高いということなのです。尚、淋病の症状としては、男性は排尿の際に痛みを感じます。女性は排尿で痛みは感じず、おりものが多くなります。陰部の場合は抗生物質の投与で、1週間程度で完治する場合が多いですが、喉の場合の治療が難しいと言われています。
淋病以外の性病
淋病以外にも性病はあり、その一つが梅毒です。梅毒は昔は感染すると死者も多数出た恐ろしい性病でしたが、ペニシリンという薬剤が開発されてから死者は激減しました。ただし、感染して放置しているとその期間が長くなるほど症状は重くなっていきますので、早めの治療が必要な性病です。また、性器クラミジアも代表的な性病の一つです。
クラミジアに感染する最大の原因は粘膜同士の接触や、精子、女性器から出る分泌物からの感染です。つまり、普通にノーマルなセックスをした場合と、シックスナインやイラマチオなどのオーラルセックスからも感染のリスクがあるということなのです。また、キスからも感染することがあり、舌を絡めての濃厚なディープキスからも感染の恐れがあります。尚、コンドーム装着によって感染の可能性を低くすることはできますが、かといって感染の可能性を0%にすることは難しいです。
性病に感染しない方法
性病に感染しないためには分かり切った話ですが、保菌者と性交渉をしないことです。結婚をするカップルの場合、結婚前に夫婦揃って病院で検査を行い、検査結果で両者とも感染していないと判明すればそれ以降は浮気して他の異性との性交渉をしなければその夫婦は絶対に性病には感染しません。また、男性の場合は風俗遊びも避ければ感染の可能性がほぼなくなります。要するに不特定多数のお相手と性交渉をしている可能性のある異性とのセックスさえしないようにすれば性病感染の危険性は極めて低くなるということなのです。普通の生活をしていればほぼ移りませんし、天然温泉のような場所で感染する可能性も極めて低いです。
性病がなくならない理由
性病は怖い、厄介だ、ということは多くの成人の男女がわかっています。にもかかわらず、なぜいつまでたっても性病はなくならないのでしょうか?一つは、人間は毎年成長していくもので、大人になる男女も毎年います。彼ら全員がきちんとした性的知識を持っていれば持っていれば性病感染は減っていくはずですが、やはり正しい性病の知識が世の中の成人全てが持っているわけではありません。中には未熟な知識でセックスをしてしまい、運悪く感染してしまったという場合もあるのです。その結果、その保菌者とセックスをしてしまって感染し、感染が広まっていくということになってしまうのです。
また、経験を積んだ男女であっても、男と女というのはいろんな感情が絡みます。従って目の前の異性を好きになってしまい、性病感染のリスクのことなど頭から吹っ飛んでしまった状態で好きな異性と成り行きでベッドをともにするといった例もこの世の中にはたくさんあります。しかし目の前の憧れの相手が運悪く性病の保菌者だった場合、性交渉をしてしまえば移されることになるのです。
結局は自己防衛で防ぐしかない
このように考えますと、性病感染のリスクをなくすにはまずは自己防衛をすることが一番だということが言えるでしょう。早い話が、危ない異性とはセックスしなければいいのです。また、結婚前にはカップル揃って性病の検査を受ける、というようなことも行えば安心です。会社員の方の場合、付き合いで無理やり風俗店に付き合わされるといったこともあるでしょうが、そういう場合でも強い意志を持ち、風俗嬢に断りを入れてプレイをしなければいいのです。自己防衛次第で性病は防げるものです。