性病が気になるときや性病にかかってしまっているかもしれないという心配があるなら、きちんと検査をすることが必要になってきます。しかし病院に行けば内診で性器を見られることになりますし、性交渉についての質問を受けることも十分に考えられます。そのため心理的に行きたくないという思いが強くなってしまうのですが、そのまま放っておくと症状がどんどん悪化して、治るのに時間がかかってしまうことにもなりかねません。そうならないためにも性病にかかったかなと感じたら、早めに受診することが望ましいのです。
検査ができる方法には3つの種類がある
性病の検査方法としては、医療機関で受けるほかに保健所でも受けることができます。保健所では匿名で検査を受けることができ、しかも検査料は無料となっています。そのほかに性病検査キットというものが販売されており、インターネットを使って一般的に買うことができます。検査に必要なキットが入ったセットが自宅に届きますので、だれにも知られずに行えるのが特徴となっています。この中で最も信頼性が高いのは、やはり医療機関で行われる検査です。
その次が保険所での検査となり、自宅で行う検査キットでの方法は正確さという点で劣りますので、医療機関や保健所にどうしても行けない場合以外はおすすめできる方法とは言えません。検査キットで異常が認められなかった場合でも、症状があれば結果を鵜呑みにしないことが大切です。
医療機関で行う性病検査
医療機関や専門のクリニックでは、性病に関するあらゆる検査を実施することが可能になっています。初めて受診する医療機関では、まず問診票に現在現れている症状や性生活についての状況を記入します。これを見れば医師はどんな病気の可能性があるかを把握することができますので、必要な検査についての説明を受けることも可能となります。医療機関における検査の最大の特徴は、他の検査で決められている項目よりもたくさんの種類を検査することができるということです。
たとえば保健所ではHIVと梅毒、淋菌とクラミジアの4種類しか検査をすることができませんが、医療機関ではその他の性病に対する検査も行えます。しかも検査結果で陽性反応が出た場合、すぐに治療が始められるのも医療機関の強みです。しかし匿名での検査は行えず、検査を受けるためには必ず保険証を持参しなければなりません。ただし病気が見つかった場合は保険診療が適用されますので、1割から3割の範囲での治療費用で済みます。下手に市販薬を使用して、一向に治らないどころかさらに悪化させるくらいなら、初めから医療機関に行った方が早く治り余分な費用もかからずに治療を終えることができます。
保健所で行う検査のメリットとデメリット
保健所での検査は無料となっており、しかも匿名でも受けることができるのが大きなメリットです。検査は尿検査と血液検査だけで、医療機関で必要になる医師による問診は行われません。どうしてもデリケートな部分を見られたくない場合は、先に保険所で検査を受けてみると良いでしょう。保健所で検査をするには定められた日しか受けることができず、定員も決められているため、定員オーバーになるとその日は受けることができません。
また一刻も早く受けたいと考えていても、検査日が先になってしまうことも往々にしてあります。できるだけ秘密裏に検査を行いたいと思っていても、病気の疑いが判明したときには担当者と話をする必要が生じます。しかも前述したように4種類しか検査ができないため、それらがすべて陰性になると他の病気の検査を受けなくてはならなくなります。保健所で病気の疑いが出たときや、調べられる検査ではよく分からなかった場合、どちらにしても再度医療機関を受診する必要が出てくるのです。
検査キットではどれぐらい判明するのか
性病の検査キットでは尿と血液、うがい液を専用の容器に入れて送り返すことで検査が行われます。検査結果は郵送で届きますので、届かない方が良い場所がある場合は別のところへ郵送してもらうことも可能です。自宅で検査ができるということで、気持ちの負担が軽くなるのが検査キットのメリットですが、ある項目に対して陽性反応が出た場合他の病気にかかっている確率が高くなります。そのため一つの検査だけではハッキリとした結果を得ることが難しく、不十分な検査結果となるケースも珍しくありません。
まとめ
結論として性病を正確に診断するには、やはり医療機関を受診することが最も良い方法と言えるでしょう。保健所や検査キットで疑いが出た場合は、結局医療機関を受診しなければならなくなります。また特に異変を感じていない場合でも、きちんとした検査を受けて性病が見つかることもあるものです。医療機関ならすぐに抗生物質などの投与が受けられますので、性病の治療にいち早く取り掛かることができます。憂鬱な気持ちはよく分かりますが、大切な身体を守るには医師の力を借りるのが一番と言って良いでしょう。
よくある質問
治療は保険適用されます。
郵送検査キットの場合は保険適用ではありませんが、完全匿名で受けられます。
検体が届いてから通常4日~7日で判明します。(祝日、日曜日等は省く)
病院で行われる方法と同じ方法で検査を行うため精度は問題ありません。
キットの使い方も簡単なので失敗をする確率も低いです。
検査器具は全て「使い捨てタイプ」の器具です。使用未使用に関わらず、全て医療廃棄物として処理しています。
検査キットの有効期限は通常お届け後6ヵ月となります。
通常、発送は日本国内に限っております。
査キットのお届けはこのように検査キットだとわからない包装と伝票になっています。
また、病院でカルテを管理しているのと同じしっかりとしたセキュリティシステムでお客様の個人情報を守っています。
ネットでも確認することができますし、また郵便局留めで受け取りする事ができため家族の人にもわからなく検査キットを受けとりする事ができます。※外装からは一般的にわからいようになっています。
陽性の場合は病院で治療を受けましょう。お近くの提携している病院にて治療していただくことも可能です。
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